年齢とともに代謝が低下することはご存じでしょうか？ しかしそれは、カロリーを消費しないように、わざと身体が代謝率を低くしているわけではありません。 代謝は、身体を動かして、食べるものに注意を払えさえすればいつでも上げられるのです。
代謝を高める８つの習慣
年齢とともに代謝が低下することはご存じでしょうか？ しかしそれは、カロリーを消費しないように、わざと身体が代謝率を低くしているわけではありません。
代謝は、身体を動かして、食べるものに注意を払えさえすればいつでも上げられるのです。
１：たんぱく質を摂取する
身体は、脂肪や炭水化物を消化するよりも、たんぱく質を消化するのに多くのエネルギーを要します。赤身の肉、魚、鳥のささ身、豆腐、ナッツ類、豆、卵を毎食取り入れるようにしましょう。
２：水分を補給する
カロリーを消費するために水は欠かせません。わずかに脱水症状気味になっただけでも、代謝は低下します。身体を潤すために、水や牛乳、紅茶やコーヒーなどを飲みましょう。食べ物からも水分を補給できますが、その場合は新鮮な果物や野菜から摂取するように心がけてください。
３：適量のコーヒーや緑茶を飲む
カフェインは一時的に代謝を上げます。適量のコーヒーは、エネルギーや集中力、持久力を高める効果があります。緑茶もカフェインを含んでおり、同様に一時的に代謝を上げることがわかっています。
４：香辛料を使う
赤唐辛子やカプサイシンを含んだ辛い料理は、代謝を促します。これら天然の調味料は短期的な作用があります。パスタや中華料理や鍋料理を調理する際に適度に使うことで、さらに高い効果が得られるでしょう。
５：強度の高い運動をする
高強度の運動をすると、運動した後の数時間、代謝率が高い状態でいられます。
ジムでランニングマシンを利用する際は、一定の間隔で、疾走と休息を繰り返すインターバルトレーニングを試してみてください。もしトレーニングに費やせる時間がトータル20分だとしたら、1～2分おきに、早いペースでのランニングとウォーキングを繰り返してみましょう。
６：筋肉をつける
特に何もしていないときでさえ、身体はカロリーを使っています。いわゆる「安静時代謝率」というものです。高い代謝率をもつ幸運な人は、安静時に多くのカロリーを消費します。そして筋肉をつけることによって、安静時に消費するカロリーの比率を上げることができます。筋肉は脂肪よりエネルギー需要が高く、その必要量をサポートするためにより多くのカロリーを使います。
７：適度に間食する
大量の食事を取ると、食間の身体の代謝が遅くなります。2～3時間おきに少食や間食をすることで、代謝率が高い状態が維持されます。研究では、定期的に間食をすることで、1回の食事で食べる量が少なることがわかっています。
８：急激なダイエットをしない
代謝率を上げたい場合、短期間で急激に体重を落とすような無謀なダイエットは禁物です。毎日最小限のカロリーを摂取すれば、ダイエット当初は順調に体重が減っていきます。問題なのは、身体が飢餓状態になってしまい、結果的に代謝を低下させることです。栄養が不足した急激なダイエットは、筋肉組織を消失させます。また、食事から十分な栄養が摂取できないと、身体は代謝に必要な筋肉組織を破壊し始め、エネルギーとして使用し始めます。
